学力アップは机の上から
夏休みの勉強はスタートできているでしょうか。
では、夏休みの勉強スタート時あたって、学力アップの勉強法の肝となることを1つ。
それは、机の上の整理整頓です。
机の上がキレイだと学力が上がるのですか?ということですが・・
「上がります。」
もし、すでにきれいな人は必要のないことです。
机の上が、いつまでたっても片付かない人は、かなり損をしています。
整理整頓を心がけることで、成績はアップします。
この習慣を、この夏休みに必ず身に付けましょう。
保護者の方で、お子さんの机の上がいつも汚いときは、片づける習慣を身に付けさせましょう。
最初のうちは、横に付いていて、何をどう片づけるのかを教えてあげて下さい。
「片づけなさい。」と言うだけでは、身に付きません。
して見せて、言って聞かせて、させてみて、褒めてあげるのです。(有名な言葉ですね)
子どもが勉強を始める頃から、この習慣が付いているということは、子どもと保護者の両方のレベルが高いということです。私は、机の上の整理整頓は、単に子どものレベルを測るだけでなく、保護者のレベルを測るのにも使います。
このことは、社会に出ても言えるのではないでしょうか。
机の上に、書類がいつも山盛りの人は、仕事が遅いはずです。
日々、多くのことをこなさなければならなくなると、机の上に、書類なんか貯めていたら、仕事が回りません。
(ついでに、学校や塾に行って、先生方の机の上がいつも整ってないのは要注意ですよ)
子どもの勉強も同じです。毎日確実に、勉強をするためには、作業場である机の上に本など山積みにはしていられないはずです。
まして、勉強道具以外のものが置きっぱなしで片付かないというのは、勉強をする場所ではないということです。
学力とは全く関係ないことと思われるかもしれませんが、必ず学力という成果で返ってきます。
ただし、"習慣付け"なので簡単にできるわけではありません。地道な努力が必要です。
この夏休みという機会にぜひ挑戦して欲しいことです。
思ったらすぐに行動を
家で、なかなか勉強がスタートできない子供達をよく見かけますが、いかがでしょうか。
あなた、または、あなたのお子さんもそうですか。
これから書くことは、学習の習慣が身に付いていない小学生や中学生に対しての対策です。
そして夏休みだからできることです。
もし保護者の方なら、
子供に、「勉強をしなさい」と言って「ハイ」と答えたら、3分以内に勉強をスタートする約束をすることです。ただし、勉強時間の長短は言わないことです。
もし、自分でするなら
トイレに行きたくても、行ってはいけません。まず、机の前に座って、少しでも勉強をしてから、トイレに行くことです。
これは、「勉強をやりたくないから後で」という言い訳を自分自身に納得させないための、1つの方法です。
勉強の中身よりも、しなければならないことを、優先させてする習慣を身に付けることです。
(この習慣は、単に学力アップだけでなく、社会に出たときの仕事に対する能力にも影響します。)
やる気がないと、勉強をしても身に付かない、というのは逃げ口上です。
社会に出ると、そんなことは通用しません。保護者の方はよく分かっているはずです。その社会の原理を、子供に身に付けさせるべきです。
ただし、「大人になって通用しない」というのは、子どもにとっては全く身につまされない理由です。大人側のかってな言い分です。
すぐに勉強をしないと勉強時間は確保できない。後回しにして時間をとれるはずがない。そして学力も上がらない。成績は悪くなる。という構図なら子どもでも理解できるでしょう。
それともう一つ、決まった時間でなくても、しようと思ったらすぐにすることです。すぐにやめるのはかまいません。思ったときに行動ができるというのが大切なのです。
保護者の方は、しようと思ったらすぐに行動したことを褒めて下さい。褒めずにすぐにやめたことを叱ると逆効果です。ただし、学習の習慣が身に付いていない子どもに対してです。
この夏休みの終わりには、決まった時間にさっと勉強ができる習慣が身に付いているようにしましょう。
集中して勉強ができる時間を伸ばす
今、勉強に集中できる時間はどれくらいでしょうか?
年齢によって違ってきますが、中学生では2・3時間といったところ・・。
いや、平均的にはもっと少ないはずです。
これはあくまで、勉強に集中する時間であって、単に机に座っている時間ではありません。
授業時間は小学校では45分、中学校では50分です。この時間を集中して学習できない生徒をいままで多く見てきました。
ただし、50分の授業を、5回すべて集中して、というのはかなり難しいことです。
一日の時間割は、技能系と組み合わせて組まれているはずです。
夏休みにすべきことは、この勉強に集中する時間をいかに伸ばすかです。
小学生や中学生で勉強の習慣が十分付いていない生徒の場合は、目標となる時間を設定し、目覚まし時計などを使って、設定時間がくるとアラームを鳴らすのです。
初めのうちは、集中力が途切れると、時計ばかりが気になって勉強にならないはずです。
しかし、これを続けていくと、いつの間にか時間が来るようになる。そのときは、アラームがかえってじゃまになる。そうなると、さらに設定時間を延ばすのです。
この方法は、何回もいやになって、勉強をやめてしまうかもしれません。でも、必ず効果があります。日数はかかりますが、気が付かないうちに、時間が経っている時がやってきます。
このようなことは、夏休みでなくては、なかなかできないことです。
だからこそ、夏休みの勉強方法として実践していただきたいのです。
また、集中力を高めるためには、あらかじめ勉強するもの(例えば数学の問題集など)を揃えておくことです。「何をしようか」など考えるために時間を使わないためです。ここで、勉強の効率を考えてはいけません、時間を費やすことだけです。
効率を求める心の底には、短時間ですませたいと願う心があるはずです。それが逃げ道にならないように、とにかく集中して時間を費やすことです。
ねらいは、集中して勉強できる時間を伸ばすことです。そのために自分を鍛えるのです。
自分を鍛えるためには、ねらいを絞って取り組むことが大切です。
集中力は、学力アップに、何倍にもなって返ってきます。
勉強の時間帯
前回、「決まった時間に決まった場所で」勉強する効果について書きました。
これを実行するためには、夏休みの学習時間帯の予定を立てなければなりません。
そこで、夏休み期間中に勉強すべき時間帯をどこに設定するか、ということです。
その前に、まず確認しておきたいことがあります。それは、夏休みの勉強の目的です。
「学力アップのための夏休みの勉強」の目的は、授業日(通常の日々)での家庭勉強で学力アップを図ることができるためのスキルを身に付けるということです。
ということは、普通の日に家庭(塾を含め)で勉強をする時間帯には、夏休みであっても、勉強すべきであると、いうことになります。
夏休みは、「早寝早起き」と言いたいところですが、特に夏休みだからといって、生活のリズムまで変える必要はないと思います。
最低限、どんなに昼間遊ぼうが、夜には頭を回転できる(集中して勉強できる)習慣をこの夏休みに身に付けていただきたいと思います。
ただし、夜だけすればいいのではありません。当然、午前中や昼間は空いているのだから、勉強をする時間帯として予定に含めるべきです。
大切なことは、夜の時間帯の勉強ははずさないことです。
決まった時間に決まった場所で
夏休みは、時間がたっぷりあるので、勉強する時間帯がルーズになりがちです。
最も悪いパターンが、日々後回しにいてしまうことです。
人間には体内時計があります。脳の働きも身に付いたスケジュールに沿って活動していくようです。
1日の内、この時間帯は、勉強のために体を使うというスケジュールが定着すると、体全体もそれに対応してくれます。
したがって、「決まった時間に」勉強することで、体内的な学習効率を上げることことができる。
さらに、さらに「決まった場所で学習する」ことは、その場所に行くことで、頭の中が「さあ勉強」という反応をしやすなります。
もっと言えば、シャーペンなどの筆記用具も決まった物を使うことで、記憶の効率が上がるとも言われています。
「決まった時間に決まった場所で、決まった道具で」というのが記憶の効率を高める勉強法です。
またこれは、生活のリズムを整えるためではありますが、最も重要なことは、自分自身に言い訳をして逃げないことです。塾などで、曜日によって勉強する場所が変わることもあるでしょう。そのときは、仕方がありませんが、できるだけ時間帯は毎日同じ時間帯を確保するのがおすすめです。
毎日、この時間帯は勉強をすると決めてしまうことです。
時間的なノルマを自分に課すことで、夏休みという、ルーズになりがちな期間を、学力アップのために着実にすごすことができるはずです。
1日に何時間という目標では不十分です。この時間にこの場所で勉強をするというところまでタイムスケジュールを立ててみて下さい。
これがまず第一歩です。
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